なぜD社を辞めたか②

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D社での5年間は本当に有り難い経験でしたし、
禅スピリットが活きて働く実証の場でもあったと思います。

皆さんの参考になるかも知れませんので、5年間の学びを振りかえってみることにします


物的流通部の現場では、メーカーから納品された商品を倉庫に搬入し、
配送伝票にしたがって各店舗への出荷場に商品を移動する仕事でした。


商品を台車にのせて運んだり、パレットに冷蔵庫を積みフォークリフトで倉庫に積みあげたりと、
一日中が肉体労働で繁忙期は残業の連続でした。

同期で入社したM君は、商品部の服飾バイヤーが志望なのに、
どうして物流部に配属されて一日中荷物を運搬していなければならないのかといつも愚痴をこぼしていました。

私は特に配属の希望はなく、ただ黙々と仕事をすることができたように思います。
これも「何でも目前の事を成りきってする」禅スピリットのお陰です。


半年ほどして物流の企画管理課に移りました。
とは言っても、物流について何の知識も経験もない私ですから、
これといった仕事をした記憶はありません。

給料をいただきながら講習等で勉強させてもらったというのが正直なところです。

ただ物流部長のEさんは知る人ぞ知る物流のエキスパートで、
「あしたのジョー」の丹下段平みたいな顔のすごく迫力のある人でした。

自分が何をしたのか分からないのに課長と一緒に呼ばれ、
「君らは現場をバカにしとるんか!」と何度か油を絞られました。


その他にE部長の言葉で印象に残っているのがあります。

○先取り精神
Aの仕事を終える時、次のBの仕事の先取りをしておく。
例えば、台車を定位置にきちんともどすことは次の仕事の先取りをしたことになります。

○何でも思いつきだけでやらない。
仕事は哲学にもとずきヒストリーを創るもの。


2年ほどして情報サービス部に異動しました。

確か地下一階がコンピュータ室で、当時はまだ映画のフイルムのような大きなテープが媒体で、
等身大以上もあるような大きな機械がならんでいました。
一階は庶務や管理課。
二階はカードの入力データーをキーパンチする穿孔課で、
100人ほどのキーパンチャーの女子社員が働いていました。
三階はプログラマーとシステムエンジニアのシステム課でした。


今回も「なぜD社を辞めたか」の本題に入れませんでした。

あと数回がまんしてください。

結論を急ぐと書くことがなくなってブログが続きませんから(^▽^)

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この記事へのコメント
こっさまがその頃、どのような座禅をなさっていたのか知りたいです。
例えば、毎晩寝る前等です。

既に、見性を得られた後なので、私のように悟りを目指してという状況とは、かなり異なると思いますが。
Posted by 風に揺れる葦は道士 at 2012年04月29日 10:05
あははは(^○^)♪
ではでは、つづきを楽しみにしています(*^^)v
Posted by まきママ at 2012年04月29日 20:15
こんにちは!

いまのところ会社を辞める要因はなさそうですね・・・。

取り立てて不満もなさそうだし・・・。!?
Posted by 田島 at 2012年04月30日 15:39
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