なぜD社を辞めたか①

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洋さんから、

「なぜD社をやめようと思われたのですか? もしよろしければ教えてほしいです。 どんな心の変遷があったのか。」という質問があったのでお話します。


私が大手流通業のD社に入社した1971年は高度経済成長の真っ只中でした。

学生時代は大学紛争の最中で、キャンパスに警察の機動隊が入ったり、一般学生でも御堂筋のデモに参加したりしました。

社会全体が沸騰するエネルギーにあふれていたような時代です。


よほど選り好みしなければ今のように就職に困ることもなく、就活などほとんどせず5年間(一年留年)、参禅・読書・バイトなど自分がやりたいことだけに熱中しました。

気がついたら就職しなければというので、
父が生前、「D社の社長は面白いやっちゃ!」と感心していたのを思い出し入社試験を受けたら合格しました。


社会に出て何をするかほとんど考えたことがなかった当時の私は、
「何でもウエルカムで成りきってやる」という禅スピリットだけを羅針盤に船出したようなものです。

店と物流部で2年、情報サービス部で3年ほど勤めて退職しました。

物流部では、現場主義を徹底してたたき込まれました。
情報サービス部では、プログラミングの基礎をIBMの研修で学びました。
お陰でこうしてブログをやったりするのに抵抗感がありません。

それから組合のレクリーダーをまかされ、若い女子社員にたのまれバレーボール部を立ちあげ、
ルールもろくに知らないのに監督になって練習につきあい、
大阪府立体育館で開催された全国大会で、約200チーム中で準優勝になったりしました。

仕事のうえでも、カードデータを作る穿孔(キーパンチ)課で素晴らしい上司の指導のもと、
スケジュール管理システムを作り、それが軌道にのり外注費が半減して課全体が社長表彰されたりしました。


思い出せばD社の5年間は充実しきった日々で、本当に貴重な経験をさせていただき、感謝!感謝!です。


エッ、それなのにどうして辞めたかですか…。

その話は次回しましょう。


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この記事へのコメント
ありがとうございます。きっと答えてくださるだろうと思ってコメントしました。次を楽しみにしています。
Posted by 洋 at 2012年04月27日 20:45
続きが気になって仕方ないです!!!
Posted by アイシスちゃまのママ at 2012年04月27日 23:39
そうそう!!

そこです!知りたいのは!!!!

次回がたのしみです。
Posted by としちゃん at 2012年04月28日 08:48
うぅ~

おいしいところで・・・。(笑)

次回がワクワク!
Posted by 田島 at 2012年04月28日 11:41
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