光のうちに坐る光

カテゴリー │坐禅入門


門ちゃんこと堀澤祖門師から、

カトリック修道女の老師、イレーヌ・マキネスさんの「禅入門」(岩波書店)という素晴らしい本をいただき一気に読みました。


  「光にうちに坐る光」 (Light sitting in Light)


イレーヌ・マキネスさんの師、山田耕雲老師の坐禅の定義です。

安楽の法門である坐禅を見事に表現した言葉です。


私は坐禅をする時、先ずいくつかの真言を心で唱えてから無三昧に入ります。

その真言の最後はいつも光明真言です。

「おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら

まにはんどま じんばら はらばりたや うん」


天地一杯の光明のただ中に坐っていると観相するのです。

するととても幸せに満ちた気持ちで坐ることが出来ます。

まさに坐禅は「光のうちに坐る光」です。


そんな坐禅の素晴らしさを皆さんにお伝えするのが、
私のライフワークです。


数日前に、
ダイヤモンド社から出版される阿部さんと私の往復メールによる本の原稿が届きました。

担当の女性の適確で熱心な校正に応えるよう、しばらくは原稿の手直しと加筆に集中します。

ですからブログの方は、しばらく簡単な内容になります。


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この記事へのコメント
前にも、書かせて頂きましたが、
建仁寺では、テープで、
「闇と闇の間の一瞬の光、命」と流れていました。

光のうちに坐る光は、とても、いまここ的で安らぐ言葉ですね。
Posted by 風に揺れる葦は道士 at 2012年03月13日 21:35
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