富士山を仰いで

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富士山を仰いで

冬になって、真白に輝く雪をいただいた富士山が天竜川の土手からでも遠くに見ることができるようになりました。

老間の祥光寺から富士川サービスエリアや日本平あたりまで一時間半ほど車を走らせば、秀麗な富士山を間近に仰ぎ見ることが出来るので、禅の修行に来ていたドイツ人を何度も案内してあげました。


30年前、兵庫県の山寺で愛ちゃんと結婚式をあげ、翌日から新婚旅行のつもりで伊豆・箱根・信州と約1週間車でドライブしました。
日本平あたりからずうっと快晴が続き、至るところで富士山に迎えられて、大いに祝福された気持ちになったことを今も鮮明に覚えています。


富士山の美しさは、天空をつく頂きの高さと、裾野の豊かな広がりにあると思います。

私の禅のビジョンも富士山にあやかって,
“Mt.Fuji Vision” (^▽^)

頂上付近はお釈迦様や達磨・臨済などの祖師の境地を象徴しています。

そして現代日本社会における禅は、裾野の広がりが、禅の一般大衆への広がりが欠けていると痛感しています。

そこで、富士山のような禅の豊かな裾野の広がりを創造しようというのが “Mt.Fuji Vision” なのです。


頂上の景色も素晴らしいでしょうが、五合目や裾野の林間でも、それぞれに良さがあるはずです。

禅の専門道場に身を投じて一週間不眠不休で参禅修行するのも大いに結構ですが、
毎朝起き抜けにベッドの上で10分でも坐禅する、ホーム禅もまた生活の質を高めてくれます。


今回は申込を締切ましたが、
“いまここ塾接心” in 方広寺は、五合目辺りの禅の入門コースです。

そして、御殿場から富士山を仰ぎながら共に坐る、
“禅リトリート ” (12月21~23日)は、
裾野の林間でする気楽に参加していただけるやさしいコースです。

こちらはまだ受付中ですので、下記の磯崎さんのブログからお申込ください。

霊峰富士を仰ぎながら来年を飛躍の年にしましょう!

【磯崎さんのブログ】
http://blog.livedoor.jp/hitominnow/archives/32767211.html





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この記事へのコメント
素晴らしい景色でびっくりしました。
すっきりと美しい富士山。気が晴れ晴れします。

私の住む地域はこれから雪が多く、青空もなかなか見る事が出来なくなりますが、心の中に富士山と青空をイメージして、冬を乗りきろうと思いました。

ホーム禅、頑張ってみます。
ありがとうございました。
Posted by 妙 at 2013年11月15日 15:38
向さん、おはようございます

時差があるところにいるので、こんな時間にコメントを書いています。

あの、瞑想しているときに、顎の下から喉の奥あたりまで、何かが詰まった感覚になっていたことがありました。それは、日中も続きました。

今はそれほど詰まりを経験しませんが、あれは、どういう経過でああなったのでしょうか。

よろしくおねがいします。
Posted by ゆみ at 2013年11月16日 02:52
ゆみさんへ

瞑想は目を閉じることが多く意識が内向する傾向にありますが、

坐禅は、気を下腹部の肚に満たし目を半眼に開けます。

ですから、いまここのまわり(鳥のさえずりや風)を感じています。

瞑想と共にシンプルな坐禅すると良いと思います。
Posted by こっさん(kossan)こっさん(kossan) at 2013年11月17日 20:13
あ、わかるんですね、こっさん。

そうですね、気を抜いてみようかな。今あるものをみつめなきゃいけないから、怖いけど。
Posted by ゆみ at 2013年11月18日 15:10
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