これ何の実?

カテゴリー │仏教・禅思想
























信行社のフェンスに○○の赤い実が成っています、何の実でしょう?




「あるがままを受けいれ 思うままに生きる」⑧

    “廓然無聖(かくねんむしょう)”



ここしばらくは、禅僧・禅者の「あるがままの地平」に立ったところの境地を味わってみましょう。

先ずは、禅宗の初祖・達磨大師の言葉です。

「廓然」はカランとしてかっらぽで広いさま。「無聖」は聖なるものが無いという意味です。


熱心な仏教信者であった梁の武帝が、

「仏法ぎりぎりのところ、悟りの境地とはどんなものか?」と問うたのに対して、


達磨さんは、

「廓然無聖」と答えたそうです。


一応の意味は、「カランとして何のありがたいものはありません」となりますが、


悟りの境地を言葉の文脈で理解することは出来ないのですから。

天地一杯の声で、「かくねんむしょう!」とズッバと言ったほうがハラにおさまります。


武帝は、禅の悟りの境地は、何か特別ありがたいものにちがいないと期待してたのでしょう、

そこで達磨さんは、「廓然無聖」と、あるがままの地平に立つた、天地一杯の無の自分を、ゴロッと丸出ししたわけです。



明日お葬式ができました。たぶんブログはお休みになります。








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この記事へのコメント
 こんにちは。  今日は当てます。

 大きさ形はぺピーノに似ていますが色が全然違うので・・・

 これは《ウリ》です!

 (ざっくりと《~科》で答えてみました。)
Posted by ぐるくん at 2011年10月26日 16:10
あけび、でしょうか?

我が家のアケビ、花が咲いても実になりません
Posted by しの at 2011年10月26日 19:26
尽十方

あけびで〜す
陸前高田では今はみられません
Posted by jinjippo at 2011年10月26日 20:58
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