コメントをいただいてー人間関係について

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姑・舅との同居についてコメントがありました。


私の家内も、母と同居していた間は、苦労していたしストレスもかなりのもんだったと思います。

今、母親(88歳)は、彼女の希望で、自分が暮らし慣れている大阪で独り暮らしです。
こちらの寺で同居するより、なんでも自分でやらないといけないので、かえって張り合いがあり、元気で自立して暮らしています。


嫁・姑の問題は、女性にとって永遠のテーマかも知れません。
家内と母との葛藤を横目に、出来るだけ立ち入らずに、長い間のほほんと過ごしてきた私には、
「大変ですね…」としか言いようがありません。


でも、母と家内の葛藤を見ながら育った子供達には、むしろ良い教育になったように思います。


人生の悩みの多くは、人間関係にあるでしょう。嫁と姑、夫と妻、親と子供、上司と部下…と。

人間関係は、「つかず離れず」の、ケースバイケースの間合いのとり方が大切です。



それから、これこそ「いまここ塾」のテーマですが、いまここを成りきって生きることです。

人生は、A,B,Cの選択肢のどれを取るかの、決断の連続とも言えます。

結婚相手で、高学歴の収入の良い、でも面白味のないA君にするか、低収入でも一緒にいて楽しいB君を選ぶか…。
食堂で、高カロリーの美味しいビフテキにするか、さっぱりとしたザルソバにするか…。

大きいことからささいなことまで、人生に選択と決断は不可欠です。


多くの人は、Aを選んでBの方が良かったのでは、Bを選んでAの方が良かったのではと、比較の世界に入り込んで悩んだり後悔したりします。


いまここには、自分が選択し決断したAしかないのに、思いの世界で「Bにしてたらなあ…」と悔やみ悩むのです。

一番大切なことは、AかBかの選択にあるのではありません。

Aを選び決断したら、Bはきっぱり断じて、ただ、いまここのAだけに成りきって生きることです。

Aの決断において

「Aの、いまここOK! ウェルカム!」と受けとめることです。


どんな状況でも、プラスとマイナスの側面があります。

ウエルカムと受けとめることで、その時にはマイナスと思ったことも、先々の人生でプラスに転化するものです。


思いの、比較の世界から離れ、

いつも「いまここ最高! いまここウエルカム!」で、日々新たな気持ちで生きていきましょう。

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この記事へのコメント
相手をあるがままに見てあげると気持ちいいかもですよ!

先に自分がこだわりを無くすと世界が変わるように思います。
Posted by ぷ~すけ at 2011年07月27日 18:31
自分が心の平和を保ちたいのであれば

嫌いな相手をなくすことが大事だと思います

(●^o^●)
Posted by 直弘 at 2011年07月28日 00:19
おはようございます。今日は、子供の事なのですが・・私には3人の息子がおりますが、真ん中の子供が警察にもお世話になった事があるやんちゃな子なのですが・・20歳になり友達と2人で地元を離れて大阪に行くと言って今は自立してますが・親としてみたら、少し連絡がないと不安になり、どうしたのかしらと心配で、子供は信頼してあげる事と言われますが、いざ、自分の子となると、どっしりかまえて・・とはいきません。そもそも、信頼するというのはどういう事ですか?
向禅師の子育て論をお聞かせください。
Posted by ひとみ at 2011年07月28日 07:45
一切をもとめず皆のあるがままをうけいれ、善し悪しをさばかない

これが上手くいくこつだと思います。

これが愛だと思います。
Posted by すみ at 2011年07月28日 08:02
こっさま、皆さん、おはようございます。

私も主人の両親と同居し、二人を看取りました。
あの頃はストレスのかたまり、修羅でしたが、今は思い出となり懐かしいです。
それをずっと見てきた娘・・・、私が舅・姑にしてきたことと同じことを私にします(優しさも、意地悪も 苦笑)。

あの頃は、その現実に抵抗や拒否ばかりしていました。痴呆の義父と難病の義母に、もう少し優しく接してあげたらと後悔しています。
と、同時に「あの時の私に、やれるだけのことは精一杯やった。」と思っています。
同居されているお嫁さん達、どうぞ心身を大切に、ゆったりされる時間をお持ちください。長文失礼いたしました。
Posted by ブルーエンジェル at 2011年07月28日 08:41
いつもありがとうございます、初めてコメントします。

長らく比較の世界にいて辛い日が続いていました。

ですが阿部さんのブログに出会い、そこからこっさんのお話も読んで、いまここに意識をシフトするようになりました。

おかげさまで今はだいぶ楽になっています(^^
Posted by すまはぴ at 2011年07月28日 08:54
みなさん、コメントありがとうございます。

人生は、共に教わり教え学ぶ場だと思います。

どんな人にも、それぞれ貴重な体験があるわけです。

その貴重な体験を、お互いにプレゼントしあって、

お互いが、より豊かになり自信をもって生きていける。

そんな、プレゼント交換の場に、「風のたより」がなりつつあるようで、

大家(?)としては、とてもうれしいことです。
Posted by こっさん(kossan)こっさん(kossan) at 2011年07月28日 19:18
お姑さんに悩む順子です
コメントを読み 心がゆったりした感じがします
ありがとうございました

誰にもいえず(以前大親友だと思っていた子から
悩みは本人の欲の表れだよ!!と言われてから
主人にしか愚痴はいいませんでした
(主人にとっては実の親なので 辛いと思いますが)
もちろん解決はしてません
でも自分に与えられた宿題だと思い
次のステップにいけるよう いろいろ
角度、発想を変えて
私も日々お掃除、炊事を中心に
精進していきたいと思います
ブログ本当に楽しみにしてます
では
Posted by 細野順子 at 2011年07月28日 21:38
とてもわかりやすく、腑に落ちました。

>Aを選び決断したら、Bはきっぱり断じて、ただ、いまここのAだけに成りき>って生きることです。

Aを選んだ後で、頭の中で、Bにしとけばよかったって、くよくよしたり。
どうしたって過去には戻れない訳だし、Aが現実なのにね。
そういう意味では、Aを受け入れていないということなのかな。

なんでも”あるがままに受け入れる”練習。
なんでも、順調であると思って”ゆだねる”練習。
Posted by どうも at 2011年07月29日 07:30
最近は、何か起こると、
「おお、そう来たか。」と、ゲームをするような感覚で対応できるようになりました。

ゲームの達人になっちゃえば、いまここ全部ウェルカムですね♪
Posted by eagle at 2011年07月29日 13:36
今 着々と 姑根性養成中
自分は 姑根性なんか……と 思ってたのはやはりまちがい

世代の違い 環境の違い ほら 自分の思いと違うから 腹もたつ
それで いいじゃないと 開き直っています
まだ 嫁は いませんが 息子の彼女に 姑根性だしてます

私が育てた息子を愛したなら 息子は 必ず親に 似てきます 添い遂げたいなら
まず 親を 愛しなさい なんてね
よういいませんが
娘には 彼氏の 親を好きになれたら 一緒になっても 大丈夫と常にいっています
Posted by 蓮華 at 2011年07月30日 10:50
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