12月27日の記事

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12月27日の記事



祥光寺の本堂に入ると、賽銭箱のすぐ上に素晴らしい扁額の寺号が掛かっています。
本堂再建の記念に、満百二歳になられる師匠の管長猊下に染筆していただいたものです。
廊下が狭いので気づかない人もあると思います。本堂お参りの時は、是非拝見してください。

祥光寺の祥という字は、「めでたい、幸い」という意味です。
ですから祥光寺は、「幸いの光あふれる寺」という意味になります。
ここまで書いてきて、閃きました……、祥光寺の定義が。

「幸いの光あふれ、幸いを分かち合う寺」、そして「禅のメッカ(聖地)」です。

禅は幸いの道です。幸いを求める道ではなく、いまここの幸いを味わう道です。

毎週水曜日、朝六時から坐禅会をしていますが、
あれこれの思いを止めて坐禅していると、やがて朝日がさし顔や背中を温めてくれ、小鳥たちも歌い出します。

無心に、ただあるがままにある幸せにみたされる至福の時です。

さらに祥光寺は、本堂も位牌堂もご本尊が観音さまです。
玄関にも友人から譲り受けた観音様の絵が掛かっています。観音様は「慈愛」の象徴です。

観音様に手を合わせ「南無観世音菩薩」と、あるいは「オン アロリキャ ソワカ」と唱えることで、
観音様の慈愛の波動に満たされます。

「南無」も「オン」も帰依という意味で、素直な帰依の心の習慣を養うのが仏道修行の要諦です。

これからも、無心にあるがままにある幸せを共に体感しつつ、
慈しみと愛をまわりの人々と分かち合う、祥光寺はそんな禅のメッカであり続けようと思います

-             ー寺報より

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