笑いヨガ

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10月3-4日と方広寺で開催された”笑いヨガ-リーダー養成講座”に参加しました。
 
数日前、落ち葉を掃いたり、チェンソーで木を切ったり、
電気バリカンで枝を切ったりで疲れていて、
横になってするリラクゼーションのワークでは、いびきをかいて寝てしまったようです。

それでも、とても充実した楽しい講習会でした。
インストラクターの先生は「おっさま」こと平野邦彦さん。
水曜日の早朝坐禅会の常連です。

笑いヨガと禅の修行には共通するところがあります。
1つ目は、どちらも腹式呼吸をすることです。

呼吸法には、肋骨を広げたり閉じたりする「胸式呼吸」と、
腹を出したり引っ込めたりすることで横隔膜を上下させる「腹式呼吸」があります。

赤ちゃんはみな腹式呼吸です。
ためしに赤ちゃんのように寝て「おぎゃーおぎゃー」とやると腹式呼吸になっています。

腹式呼吸は、自律神経のバランスを整える、免疫力(自己治癒力)をアップ、うつ・不安を改善、
不妊症の体質改善、内臓機能を向上、血行を良くする、ダイエット効果、老化防止など、多くの効果があると言われています。

笑いヨガでリズミカルに笑うと、自然と腹式呼吸ができています。
坐禅も数息観といって、息を数えながら腹式呼吸の訓練をします。

2つ目は、動作の形が感情や気持ちを創ることです。

禅・仏教の基本動作の形に「合掌」があります。
合掌することで自然と「有り難い」という感謝の気持ちになります。

同じように、可笑しくなくても、笑う理由がなくても、
笑うと、次第に愉快な気持ちになります。
しかも、脳は本当に笑ったときのように活性化されます。

「笑う門には福きたる」は有名なことわざですが、脳科学的に見ても事実なのです。
笑顔に似た表情をつくると、ドーパミンが活性化します。ドーパミンは、脳の「快楽」に関係した神経伝達物質なので、
楽しくなくても笑顔をつくれば「幸福物質」が脳に出てくるのです。
「笑顔をつくると楽しくなる」という仕組みが、人間の脳にはあるということです。

たしかに、2日間、リズミカルな動きとともに笑いヨガをして、
最後のほうでは、皆自然に笑いがでてきてハッピーな気持ちになりました。

めでたく「笑いヨガリーダー認定書」をいただいたので、
これからは、坐禅・読経とともに「笑いヨガ」も勧めようと思います。

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