セミの声

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 (アブラゼミです)


お早うございます。

朝晩急に涼しくなってきました。

外のお堂の前でお経を読むと合唱してくれるセミも、

ニイニイゼミに始まり、クマゼミ、今はアブラゼミが鳴いています。

もうすぐツクツクボーシが鳴き始め、本格的な秋がきます。


セミは、幼虫で約7年間土の中にいて、羽化してから2週間ほどの寿命だそうです。
(実際は種類と環境によって、幼虫期も羽化後も期間の差はあるようです)



わずか二週間ほどの、「いまここ」の命を燃やし尽くして鳴くセミの声を聞いて、禅の哲学者・西田幾太郎の歌を思い出しました。


  愛宕山 入る日の如く あかあかと 燃し尽さん 残れる命







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この記事へのコメント
こっさま、おはようございます(*´∇`*)

最近、道端で仰向けに横たわっている蝉を見かけます。
もう夏も終わりが近づいているかな...としみじみしてみたりします。


鬱っぽいので昨日、精神科へ行ったら鬱病ではないと言われました。
病気でなかったのなら本来喜ぶべきところなのですが、
私の感じている不安や焦燥感などを家族や身近な人さえも理解してくれず、
ただ「甘えているだけ」と捉えられているのが辛いです。


こっさまは鬱を体験されたことはおありですか?


本人にしか分からない気持ちの不安定さ、理解されない苦しさ...(´-ω-`)
Posted by ぽんた at 2011年08月20日 08:50
和尚様

子犬には、仏性がある気がします。
蝉には、仏性があるかは凡夫の私には分かりません。
蝉も生まれ変わるのでしょうか?
Posted by 風に揺れる葦 at 2011年08月20日 10:58
セミは一度もあるがままを逸れていないですね。

逆に人間はあるがままを逸れることによりあるがままを知るのかもしれないですね。
Posted by ぷ~すけ at 2011年08月20日 11:53
奇跡的に助かってるこの命、遊びに仕事に燃やし尽くしてやりますよ。(笑)
(☆。☆)
Posted by 森の香り at 2011年08月20日 12:02
>ぽんたさん

家族にさえ解ってもらえない、お辛いと思います。
漠然とした不安や焦燥感をかかえている人は以外と多いのではないでしょうか。
自然と湧いてくるこんな感情を否定することはないと思います。
内側の奥にある恐れや思いこみや何かの欠乏感のせいなのかもしれません。
そんな自分をダメだとか思わず認めてあげてください。
私は今はこれでいいんだって。
ぽんたさんにとって意識の進化上の一番いいところにいるんだと思います。大いなる源から見れば些細な事なのだと自信を取り戻してほしいと思います。

そうして少し心に余裕ができたら、「行為」の選択ができると思います。
少しづつでも、より健康的な意識へと選択できると思います。
今まで精神的に不安定だったけど身体自体は健康だし、理解してもらえなくも家族はいる。
自分にはたくさんの恵まれたものがあると思えることで、物事の良い面を見ることで、愛や感謝が生まれます。
それがどんどん進むと、息をしているこの存在がありがたいって思えるようになります。
そこに不安や焦燥感なんてものは存在しなくなります。
いま目の前にあるものに心を込める...
いまここが自然にできますよ。^^
Posted by 由未 at 2011年08月20日 13:51
こっさま、こんばんは。

蝉の鳴き声も小さくなってきました。
こうやって夏が過ぎ、秋がきて、冬になり・・・
また、来年の夏には7年土の中で過ごした蝉達が
元気よく鳴くのでしょうね。
命を力いっぱいお勤めして、役割を終えて、次へと交代していくのですね。

蝉は「私のしあわせ!しあわせ!」と追い求めず、蝉の役割を、このひと夏に・・・ここで精一杯おこなっているんだなあと、そんなようなことを感じました。
Posted by ブルーエンジェル at 2011年08月20日 21:31
ぽんたさんへ

私は統合失調症という精神疾患を抱えています
数年前までは不安や怒りを抱えて大変でした
落ち着いてきたのは、由未さんの言うように
やはり自分を認められるようになってからです

何度も何度も今はこれで良いんだと大丈夫何だと自分に
向かって言い聞かせていました

ぽんたさんも良くなる時が必ずくると思います
大丈夫を信じてね(●^o^●)
Posted by 直弘 at 2011年08月20日 22:03
由未さん、直弘さん、ありがとうございます(*- -)(*_ _)

自分を責めずに認めること、感謝すること、いまここに在ること、大丈夫だと信じること...1日の中でも気分の波があり、調子のいいときはできても調子の悪いときはできなくなります。

誰かがそばにいれば落ち着いているけれど、家族が出かけてひとりになったりすると、とたんに不安になって落ち着かなくなり、何をしていても集中できず楽しめず...昔の楽しかったときを思い出して、自分はどうしてこんな状態になってしまったのだろうと途方にくれます。

うつ病までいかなくても、うつ状態なのだと思います。
うつをあまり理解していない人に話を聞いてもらったら叱咤激励され、余計に落ち込んでしまって...( >д<)


こうしてコメントをくださる方に、自分の存在を認めてもらえたような安心感を感じます。
ありがとう、ありがとう(o´ェ`o)
Posted by ぽんた at 2011年08月21日 12:12
セミ の句を教えて貰いましたので、お裾分けをさせて頂きます

『やがて死ぬ

けしきは見えず 蝉の声』
松尾 芭蕉(江戸時代前期の俳諧師)

蝉は、明日死ぬ気配すら見せずに、ただここで鳴くだけです。
今が全て、ここが全てだと思います。
(メルマガ発信者訳)

昨日受けたコーチングでも、禅の教えがありました…

“有を与える”

有るものを有るとする。
自分や相手の事柄や思いを否定せず、何とかしようとせず、ただ、そうなんだ、と受け取っていくと、その空間がクリアになることを体験しました。

クリアリングというそうです。

相手をもってして、自分の詰まりをクリアにできる手法でした。

禅に由来するとのことでした!
Posted by ひろ at 2011年08月21日 20:25
私は露草

露草は一日草ですよ〜。正確には、半日あるかないか、、、、、はかないですね〜、儚い、墓ない、、、、
Posted by jinjippo at 2011年08月22日 08:18
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