まだまだ

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禅語で「未在」という言葉があります。
「まだまだだ」という意味です。

宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を読んで、
自分はまだまだだなあと思いました。


「己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり」と天台宗宗祖伝教大師最澄は名言をのこしています。

宮沢賢治は、この慈悲の極みの菩薩道を歩もうとしたのだと思います。

怒らず春風の如くでありたい、
自分を勘定に入れることなく、物事をよく見聞きして分かりたい、道理に通じたいと、私も思います。


でも「まだまだ」です。

「まだまだ成長する可能性がある。これからだ」と肯定的にとらえることにします。

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