男子も厨房に入るべし

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6月1日から、方広寺専門道場では一週間坐禅三昧で修行する大接心が始まっています。

人少の道場をサポートするため、今日は朝3時半に自坊を出て隠寮加担に入りました。
朝、昼、晩の老師の食事の世話をするのが主な仕事です。

前日に中国風粥とスープを知り合いのプロから調達して、粥座(朝食)は手抜きをしました。

でも、味は確認済みの美味しさで、
「美味しかったよ!結構!結構!」と、
お褒めの言葉をいただきました。

現役の雲水時代も老師のこの言葉で、
「やった!」と喜んだものです。


主婦が愛情をこめて美味しい料理を創る。
ご主人や子供たちが、
「母さん美味しいよ!」と賞賛する。
一家団欒の家庭の原風景でしょう。

でも、一日や二日なら料理に気合いも入りますが、
毎日となると大変です。
それに、食後皆がテレビを観たりしてくつろいでいる時、
一人で後片付けや皿洗いをするのは面白くありません。

これからの時代、
「男子も厨房に入るべし、
    女子も社会に進出すべし」
で、
その時々の状況に応じて自由に役割分担するパートナーシップが求められると思います。

男性諸君、料理をマスターしましょう(^▽^)


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この記事へのコメント
私もこっさんおお粥、食べてみたいなー。

毎日ほぼご飯の度に、子供達が何も言ってくれないので、
「ねー、美味しい?」
と聞いてしまう、まだまだな母です。(笑)
実は、子供達の食いつき具合で分かるんですがね。(笑)
でも、子供達の口から、
「美味しいよ」
って言ってもらえると、やっぱり嬉しいんです。
こっさんのお気持ち、よーっく分かります。
きっと、世の中の全てのお母さんも同じように思ってると思います。

昔(浪人時代)、姉と二人暮らしの頃、毎日新しいレシピに挑戦していました。
ある日栗ご飯を栗を茹でるところから作ったのですが(力作)、黙々と食べてるんです、姉が。
で、新妻のように
「ね、美味しい?」
と聞いたら、そこら辺の男より男気な姉は、
「美味しいから、おかわりまでしたでしょ!」
そんな姉とは今もとっても仲良しです❤
Posted by 雅蔵 at 2013年06月03日 15:45
雅蔵さんへ

師匠寺で修行時代の3年間は典座の台所係りでした。

美味しくできると、師匠や兄弟弟子も喜んで賞めてくれましたが、
兄弟弟子から賞められることはめったにありませんでした。

初めて精進揚げに挑戦して、衣はべたべた中身は半生の大失敗をしたことがあります。

皆にけちょんけちょんに言われて、
「二度と創るか!」と思いました。

素直に自分の至らなさを反省するのは難しい…。


そうそう、至らない私の失敗談もブログのねたになりそうですね。
Posted by こっさん(kossan)こっさん(kossan) at 2013年06月03日 19:54
失敗ネタは誰にでもありますねー(笑)。
揚げ物は特に難しいですよね。
外見はキレイに黄金色になってても、中身を一々割って確認できませんものね。
魚や肉の焼き具合も同様。

滅多に褒めてもらえない人に褒めてもらえると、格別の喜びがあります。
料理に限らず、何でもそうですが。

楽しい失敗ネタ、楽しみにしております。
Posted by 雅蔵 at 2013年06月04日 04:35
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