縁起マンダラの観想(続々)

カテゴリー │仏教・禅思想

恩愛をおぼえる亡き人々を思い起こし、もっぱら感謝の気持ちを伝える。

単純な数分の作業ですが、
それに応えて故人がエールを贈ってくれているような気持ちになります。


さらに数年前から、
今生きている縁ある人々のことを思い起こし、
感謝の気持ちをこめて皆の幸せを願いエールを贈ることを始めました。

人生を「縁起」の人との関わりにおいて、
「自己中」から「他己中」のマンダラ的視点で生きようというわけです。

まず師匠の方広寺派管長、家族、壇信徒、いまここ塾、信行社、僧侶の仲間、中高・大学の友人、栽松会、釈の会、ドイツ禅会等々と、
フィールドごとに縁ある人達を思いうかべながら、延命十句観音経あるいは観音菩薩真言を唱えます。

このように、
過去から今にいたる人々との関わりの「縁起マンダラ」を観想し、
「愛・感謝・慈しみ」の心をもっぱらにして、新たな一日が始まるというわけです。

豊かな心の土壌さえ用意しておけば、
自然と素晴らしい花が咲き立派に実を結ぶと信じています。


皆さんも是非「縁起マンダラの観想」を実行してみてください、
きっと人生が豊かに展開しますよ(^▽^)


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この記事へのコメント
お答えありがとうございます。
感謝するときって、気持ちがいいですね。
気持ちがいいというか、気持ちが清々しくなるというか、その時は素直になれます。
これが持続するといいな、と思います。
ということは、日々感謝することを意識すればいいのですね。
(自問自答)

いつもありがとうございます!
(気持ちいい!)
Posted by 雅蔵 at 2013年01月20日 20:55
いつもありがとうございます。
初めてコメントさせていただきます。

昨年、母を送りました。
「愛・感謝・慈しみ」にあふれた人でした…
でも、私は何もできなかった。
毎日母を想います。
でも、いつも「ごめんね。」の言葉ばかりかけていました。

恩愛をおぼえる亡き人々を思い起こし、もっぱら感謝の気持ちを伝える。

禅師のお言葉にはっとしました。
今はまず最初に「ありがとう」の感謝の気持ちを伝えています。
すると、不思議に微笑んでいる母が浮かぶのです。
(そのあとに、また「ごめんね」を伝えてしまっていますが…)

これからも、私を愛してくれた亡き人々、
そして、今生きている縁ある人々に感謝の気持ちを込めて想ってまいります。

ありがとうございました。
Posted by みやび at 2013年01月23日 23:24
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