「松陰先生に学ぶ」①

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「松陰先生に学ぶ」ということで、遺書である『留魂録』(講談社学術文庫)、『世に棲む日日』(司馬遼太郎、文春文庫)、『維新の精神』(藤田省三著作集、みすず書房)、吉田松陰(海原徹、ミネルヴァ書房)などを読んでいます。

そして、
「こういう若者が地上に存在したということじたいが、ほとんど奇跡に近いふしぎというよりほかにない」(世に棲む日日)という感動とともに、

非力な自分が松陰先生のことをブログに紹介することはとても難しいなと思っていますが、なんとかがんばってみます。

事実、維新後に神童と言われた漢学者の長三州が伝記執筆の依頼をうけて、熟考のすえ無理だと辞退したといいます。

松陰先生は、「至誠神のごとき」聖人とうけとめられたのでしょう。


面白いことに、最初の伝記は日本より先に、『宝島』や『ジギルとハイド』で有名なイギリスの文豪スティーヴンソンによって1882年(明治15年)に書かれています。


次回から簡単に松陰先生の波乱の生涯とその底に貫通する精神(心の土壌)について書いていきます。

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