イイギリの実です(真ん中の木)

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イイギリ(飯桐)の実です。


昨日、飯田公園を散歩していて、きれいな赤い木の実がなっているので写真にとりました。


飯桐の名前の由来は、昔はその大きな葉っぱをご飯を包むのに用いたからということです。
実はキリ(桐)の仲間ではないそうですが、木材として下駄などにも利用されたようなので「キリ(桐)」の名前がついたようです。別名は果実がナンテン(南天)に似るためナンテンギリ(南天桐)と呼ばれています。


今日は夕方、「いまここ塾」同志、井上剛一さんの会社(アイジーコンサルティング)の社員総会の講演会に招待いただき、

田中真澄氏(ヒューマンスキル研究所所長)の貴重な講演を聴くことが出来ました。


特に感銘を受けた言葉は、558年間も続いている老舗中の老舗、越中富山の薬売りの成功の秘訣「七楽の教え」です。

 「楽すれば楽が邪魔して楽ならず、楽せぬ楽がはるか楽楽」  


人間の精神も肉体も、そこそこの負荷をかけないと弱ってしまいます。

修行、トレーニングとは、自発的に負荷を、苦しいことを自分に課すことです。

筋トレと同じで、10の力のある人が、6や7の負荷で楽すると、10より弱っていきます。

11,12の負荷をかけると、苦しみ痛みを通して、11,12の力がついてきます。


特に若い時は、苦しいことにあえて挑戦することが、後々の財産になります。


私にとっての最大の財産は、20代の始めに僧堂の臘八大接心(ろうはつおおぜっしん)に二度参加して、一週間不眠不休で坐禅した体験です。
 

この頃は、楽しいこともウエルカム、苦しいこともウエルカム、すべてウエルカムで、「いまここ」の事に成りきって、人生を味わい尽くしたいと思っています。






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この記事へのコメント
「楽すれば楽が邪魔して楽ならず、楽せぬ楽がはるか楽楽」

何となく分かる気がします

楽をしていると最初はよくても長いことすると段々苦痛を感じるようになってき

て、楽をしていないと最初はきつくても慣れてくるとすご~く楽になることって

よくあるように思えます

(●^o^●)
Posted by 直弘 at 2011年10月08日 05:58
財産っていいですねぇ
(^o^)

苦しみは
なくしたいと思ってしまいますが

苦しみは
なくならないと
腹をくくって
受け入れることこそ

苦しみをなくすことかもしれませんね

飯桐っていうんですか~

飯桐さんの財産は
何でしょう??
(゜‐゜)

色んな生き物が
集まってくれることですかね~

ふふ(^o^)
Posted by あるとない at 2011年10月08日 09:21
ガンガジさんが苦しみには2種類あって、
過ぎ去ってゆく一時的な苦しみと、その過ぎ去ってゆく苦しみに執着して
延々と苦しみ続ける苦しみがあると。
苦しみはただ生まれては死んでゆくものとして、
『こんにちは』『さようなら』を繰り返して行けるといいですね。
でも僕も簡単にできるものとできないものがありますがね。
Posted by ぷ~すけ at 2011年10月08日 09:44
イイギリ、ですか。
知りませんでした・・・ 全体写真(?)も堂々としていいですね。

楽々・・・の言葉、身にしみますね。
人間の心も身体も、鍛えないとどんどん老化していきます(笑)。

私事ですが、今日から2年ぶりの帰国です。
色々あって、両親に会うのが辛いのですが、なるようになる、何がきてもウェルカムなスタンスで行ってきまーす。
Posted by 雅蔵 at 2011年10月08日 13:58
姉が23歳で自死してから、あまりにも苦しかったのですが、五年経ってやっと、「すべてウェルカム」なんだという気持ちになってきました。向さんありがとうございます。
Posted by ☆ at 2011年10月10日 00:58
楽すれば

楽が邪魔して

楽ならず

楽せぬ楽が

はるか楽々

*富山の薬売り「七楽の教え」

こんな教えは今まで聞いた事がありませんでした。
Posted by 品玄 at 2011年10月10日 08:13
飯桐だったんですね☆
ふむふむ
Posted by map at 2011年10月12日 10:41
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イイギリの実です(真ん中の木)
    コメント(7)